DIAの選び方

DIA(ダイア)とは、レンズの直径のこと。単位はmmで、例えばDIA14.0とは、直径14mmのレンズを意味します。カラーコンタクトのカラーやデザインと並び、瞳の印象を大きく左右する重要な要素の一つです。そこで、DIAの選び方について抑えておきたいポイントをまとめてみました。

1.サイズの指標を頭に入れておく

一般的にナチュラルタイプといわれるレンズはDIAが14.0程度、”デカ盛り”などといわれるものは14.5程度が多いようです。サイズの指標を頭に入れておけば、理想の瞳を叶えてくれるレンズを選びやすくなりますよ。

2.日常使いのレンズはDIAが大きすぎないものを!

瞳の表面の角膜は皮膚と同じように呼吸をしています。角膜がレンズで覆われると呼吸がしにくくなり、眼病などのトラブルが起こりやすくなってしまうのです。そのため、DIAが大きいとその分レンズで覆われる角膜の面積が広くなり、眼に負担をかけることになります。日常使いのレンズはなるべくDIAが大きすぎないものを選びましょう。また、DIAが大きいレンズは特別なイベントや週末などの使用に限定し、使用する場合は使用時間をなるべく短くすることをオススメします。

3.着色直径との混同に注意する

カラーコンタクト初心者には着色直径とDIAを混同している方が多いのですが、着色直径は「レンズの着色部分のサイズ」のことで、DIAとは異なります。基本的にDIAと着色直径は比例しますが、着色直径は黒目の大きさに直接影響を与えます。瞳の大きさの印象を変えたい場合は着色直径に注目すると良いでしょう。

いかがでしたでしょうか。瞳のオシャレは眼が健康であってこそできること。眼の負担をなるべく抑え、正しい使い方を守って”カラコンライフ”を楽しみましょうね。